暴挙!ここまで来たか不当起訴

 今日不当にも逮捕された仲間7名のうち、大谷さんとレオが起訴されました!南さん、坂口さんもいまだ釈放されていません。起訴へと踏みきった検察そして裁判所に対して本当に憤りを覚えます。
 今回の逮捕について、選管の委託事業を受けたガードマンと市職員への公務執行妨害が勾留理由に挙がっており、さらに、西成区の職員が被害届を出していることも分かってきました。しかし、そもそも選挙所の前で人垣を作るガードマンや市職員こそ、投票権を奪われた労働者たちとその支援者たちに対して威圧的だったのであり、投票場に入ることさえ妨害していたのです。そもそも投票所を管理するのはその投票所の選挙人の中から選ばれた選挙管理人であって、公務員が管理する権利はありません(※公職選挙法)。公務員が投票に来た人とその友人たちを追い返し、支援する人を大量に逮捕することはそれこそ「選挙妨害」であり、暴挙としか言いようがありません。 
 逮捕された仲間たちは、23日間という長い拘留にも耐え否認を続けてきました。それは裁判所がいうような「逃亡や証拠隠滅の恐れ」があるからでは決してありません。なぜなら、彼らがしてきたことは選挙権を奪われた人と共に選挙に行こうと呼びかけた運動であり、選挙妨害目的の行動ではないからです。当然の意思表示を行ったことにたいしてこれからも不当起訴に対して声をあげていきたいと思います。
2011/04/26