今日、結審しました。

本日、論告求刑、最終弁論、被告人意見陳述があり、結審しました。
裁判の一通りはこれで終了し、あとは3月28日の判決を待つのみです。

弁護士の方々の弁論、そして南さん、大谷さん、エキンさん、レオさんのそれぞれの意見陳述、どれも聴いている者の心を揺さぶる熱いものでした。これらの思いが裁判官の胸に届くことを祈るばかりです。

被告とされた4人の保釈条件(すなわち「共謀の恐れがあるため会うことや連絡を取り合うなど意思疎通を禁じる」)は本日をもって解除され、今後お互いに会うことができるようになりました。
100日以上もの勾留、そして保釈後も互いに会ってはならないという保釈条件の下で、昨年4月5日から今日までおよそ10ヶ月もの間4人が過ごした日々のしんどさは、想像する以上だったと思われます。

この間、裁判支援をしてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
今後、弾圧の背景にある釜ヶ崎の状況や、裁判の様子など、書き連ねていきたいと思います。
こちらもご覧ください。
4・5釜ヶ崎大弾圧救援会 
http://kama0405.seesaa.net/
働き人のいいぶん http://hatarakibito.at.webry.info/

この不当逮捕事件が起きた原因は、根本的には野宿者そして日雇労働者に対する差別があると考えられます。この国が行なってきた棄民政策は現在も遂行されています。
釜ヶ崎弾圧の救援をしている数人がいま、竪川・荒川で行なわれようとしている強制代執行を防ぐために関西から駆けつけています。こちらへのご注目も、よろしくお願いいたします。http://blogs.yahoo.co.jp/tatearakansai2012

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